株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2023/01/24 18:23

アンジェス(株):2023/01/24 18:23

今日の夜は、関東地方でも雪となる予報があったので買い物に出かけ、先ほど戻りました。掲示板を見ると「I」さんから、2022年10月に開催された第22回国際血管生物学会会議で、アンジェスが米国で取り組んでいるHGF遺伝子治療薬の臨床試験について、南カリフォルニア大学医学部のデビッド・アームスト、ング教授が講演の中で報告していますが、どんな内容が報告されたのでしょうかと、コメントされています。そこで、デビッド・アームストロング教授の講演内容は広報ブログに紹介されていますので、そのまま転載させていただきました。
 
◆デビッド・アームストロング教授が講演要旨

1.糖尿病性足潰瘍に挑戦する意義

全世界で約4億3500万人が糖尿病に罹患しており、19-34%(約8,300万-1億4800万人)が糖尿病性足潰瘍を発症すると推定されています。糖尿病性足潰瘍の5年間における死亡率は約30%で、各種がん患者を平均した死亡率に相当します。
また、一度治癒した患者の潰瘍の再発率は、1年後では40%、5年後では65%と高い状況です。
米国における糖尿病治療の費用(直接費、2017年推計)は2370億ドルで、その1/3が糖尿病性足潰瘍の治療に関連すると推定され、その額はがん患者の治療費(800億ドル、2015年推計)に相当します。
がん治療への挑戦はよく知られていますが、糖尿病性足潰瘍の治療はこれに匹敵するような大きな課題です。
糖尿病性足潰瘍に対して今後期待される治療は、
1)細胞治療
2)組織特異的リモデリングによる皮膚再生
3)グロースファクター(遺伝子治療を含む)
4)酸素暴露(局所、全身)などが考えられますが、
HGF遺伝子治療用製品による遺伝子治療は「3)グロースファクター(遺伝子治療を含む)」に位置づけられ、
早期の実用が望まれています。

2.当社の臨床プロトコールの紹介

HGF遺伝子治療用製品の、側副血行(※)を含む血流増加作用、この作用機序に基づいた糖尿病性足潰瘍への有効性、ならびに高い安全性が総括されました。 また、グローバル治療指針(Global Vascular Guideline)に則り、米国での後期第2相臨床試験は順調に進捗しており、現在は目標症例の90%の登録が完了しました。