株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2022/10/06 10:03

アンジェス(株):2022/10/06 10:03

第42回新株予約権の発行総数は380,000個(1個につき100株)で、発行価格は1個につき134円なので総額5092万円となります。新株予約権の行使に際して払い込むべき金額の合計額85億1200万円なので、払込金額の総額はそれを合算した85億6292万円となります。なお、弁護士費用や新株予約権評価費用及びその他事務費用などの発行諸費用の概算額は5300万円なので、それを引いた差引手取概算額は85億992万円になります。

上記の差引手取概算額は当初行使価額で、すべての本新株予約権が行使されたと仮定した場合の金額です。行使価額が修正又は調整された場合には、新株予約権の行使に際して払い込むべき金額の合計額は増加又は減少します。また、新株予約権の行使可能期間内に行使が行われない場合及びアンジェス側が取得した新株予約権を消却した場合には、新株予約権の行使に際して払い込むべき金額の合計額及び差引手取概算額は減少することになります。

◆資金調達の使途としては

① エメンド社の運営資金
 60億円:支出予定時期 (2023年1月~2023年12月)
② 事業基盤の強化のための資金
(a) HGF遺伝子治療用製品のグローバル展開に対応可能な製法、生産プロセスの
  効率化を企図する研究開発費用:10億円
 (b) 新規製品・プロジェクトの獲得による事業基盤の強化、既存開発品の適応
症拡大・グローバル展開:15億1000万円
   (a)及び(b)の支出予定時期(2022年10月~2025年12月)

第42回新株予約権の発行は、9月26日に発表されたIRの中の「当社の現状及び資金調達の目的の概要」でも、2022年12月期第2四半期末の現金及び預金は132億1100百万円となっていることが報告されているので、追い込まれた形での資金調達とは言えないが、しかし、現状の株価は武漢型ワクチンの開発中止に伴い空売りも増強され、200円割れが目前となっているので、アンジェスはこれまでの増資成功事例に安住し、下限行使価格以下の株価となって資金調達に失敗するという事態にならないようにしっかりと取り組んでほしいと思います。
声なき多くの株主は、そのことを望んでいると思います。