株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2022/08/28 08:59

アンジェス(株):2022/08/28 08:59

今年2月15日、機関投資家・アナリストを対象にしたオンライン決算説明会を行っていますが、その中で山田社長は高用量試験のデータ開示の時期について
「海外の機関に依頼しているデータ分析にかかる時間にもよりますが、夏ごろには結果をお示しできる可能性があります」と語っています。

この「データ分析にかかる時間にもよりますが、夏ごろには結果をお示しできる可能性があります」という言い方は、①分析にかかる時間にもよる、②夏ごろにはという表現③お示しできる可能性、という言い方で、後々のため言質を取られないような慎重な言い回しになっていると思います。もう少し胸襟を開いて株主と向き合っていただきたい思いも、正直に言えばあります。

それに比べれば、8月10日に開催した機関投資家・アナリストを対象とした、2022年12月期第2四半期の決算説明会で山田社長が話した「現在、海外に委託した機関で、データの取りまとめを行っていますが、この夏のうちに正式なデータが上がってくる予定です」と語っている内容は、幾分スッキリ感があると思います。
まず、「夏ごろは、夏のうちにとなっている」ので、秋にならないうちにという意味が言外にあることです。確かに「夏のうちに正式なデータが上がってくる予定です」となっているので、「予定は未定にして決定にあらず」との言い訳も可能ですが、こうした言葉遊びの類は株主との信頼関係を損ねるもので、こうした言い訳を山田社長が行うとは思えないのです。

そこで、「夏のうちに正式なデータが上がってくる予定です」との意味は、将来のことを確定的に断定するわけにはいかないので「予定です」としたと素直に受け止めさせていただきます。少なくとも山田社長が「夏のうちに正式なデータが上がってくる予定です」と語る以上、単なる推測ではなく、データ分析を依頼している海外機関との折衝の上の判断であり、同時に規制当局である医薬品医療機器総合機構(PMDA)などと、次の取り組みについて協議が整った上での報告となるので、その協議期間も勘案に入れた上で「夏のうちに正式なデータが上がってくる予定です」と話していると思います。

高用量の治験結果が出ることを望みますが、もし「夏のうちに」報告が出来ない場合には、その理由、及び報告が可能となる時期の目途を示して、広報のお知らせで報告していただきたいと思います。