株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2022/08/28 19:40

アンジェス(株):2022/08/28 19:40

コラテジェン筋注用4mgの添付文書掲載のは、重大な副作用・発がん性について次の記載があります。

「重大な副作用として、悪性腫瘍(胃腺癌0.5%、結腸癌0.5%、胃癌0.5%、肺癌0.5%、前立腺癌0.5%、食道扁平上皮癌0.5%、子宮平滑筋肉腫0.5%)が報告されていますので、投与後は定期的に観察を行い、異常が認められた場合は適切な処置を行うよう注意が必要です」と。

が、添付文書掲載の内容を表面的に読むだけではなくコラテジェンの「条件付き、期限付き承認」を行うにあたって、その審議にあたって医薬・生活衛生局医療機器審査管理課がコラテジェンの発がんリスクについて次のように報告していることも
見る必要があります。

「現時点で示された毒性試験結果において発がんリスクに関する懸念は認められておらず、本品が腫瘍を増悪させるとの臨床試験成績は得られていないものの、発現産物である HGF は血管新生作用により悪性腫瘍の成長を促進する可能性がある。そのため、添付文書において、本品の投与部位の近傍(筋肉及び周辺組織)に悪性腫瘍がある患者又は、その既往歴のある患者に対する本品の投与は禁忌として設定し、本品の投与部位の近傍以外に悪性腫瘍がある患者に対しては慎重に本品の投与可否を検討する必要がある旨を注意喚起する。」と。

また、条件及び期限付き承認をした審査報告書では、次のように述べています。

「また、「良性又は悪性新生物等の発現率は、プラセボ群より本品群で高かった。
しかしながら、プラセボ対照二重. 盲検比較試験ではプラセボ群に対して本品群では観察期間がより長期になっていること、さらに本品の投与対象となるのは発ガンのリスクが高くなる年齢層の患者であること等を考慮すると、現時点で本品と良性又は悪性新生物等の発現との関連は明確ではないと考える」と。

この二つの報告書から見ると、コラテジェン添付文書を表面的読み、そこの書いているからという理解だけでは、コラテジェンとガンの発生原因を正確につかみ取ることは出来ないのです。もし、コラテジェンに発がんのイニシエーション作用があるならば、本承認はおろか「条件及び期限付き承認」もあり得ないのです。