株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2022/08/23 08:32

アンジェス(株):2022/08/23 08:32

新型コロナ予防用ワクチンについては、これまで第Ⅰ/Ⅱ相及び第Ⅱ/Ⅲ相の臨床試験を実施してきたが、分析の結果、「細胞性免疫においてある程度の上昇を確認したものの、液性免疫については期待する効果を得ることができず、今後さらに有効性を高める必要がある」として、2021年8月に高用量製剤での治験に取り組み、2021年11月に目標症例400例の接種を完了しています。

この治験結果の報告について山田社長は、2022年12月期:第2四半期決算報告の中で、「現在、海外に委託した機関で、データの取りまとめを行っていますが、この夏のうちに正式なデータが上がってくる予定です」と語っています。

そして、今後の取り組みに関して山田社長は「新型コロナウイルス感染が拡大してから2年以上が経過し、オミクロン株など変異株が感染の主流になっています。この変異株に対応するワクチンについては医薬品医療機器総合機構(PMDA)が発表している『変異株に対するワクチンの評価についてのガイドライン』では、親ワクチンの承認を得たのちに、変異株ワクチンの承認に向けて開発・治験を進めることになっています。このガイドラインに沿って、親ワクチンが承認された後に、変異株に取り掛かれるよう準備を進めています」と、語っています。

高用量製剤による治験結果が山田社長が言うように「この夏のうちに正式なデータが上がってくる予定です」と言っていることは、遅くとも8月中の発表予定ということになります。また、オミクロンなどの変異株については親ワクチンが承認された後に、取り掛かれるよう準備を進めています」と語っていますが、「準備を進めて行きます」よりは「準備を進めています」の方が、一歩、進んでいるような印象があります。過度な期待をすることなく、治験結果の報告を待ちたいと思います。

9月が秋の始まりとすれば、夏のうちとは、あと8日。