株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2022/08/10 11:23

アンジェス(株):2022/08/10 11:23

掲示板の投稿の中に
「エメンドの研究に実用化の道筋が見えたとの事ですが、
決算短信のP5を見たんですけど、たいした進展はないように思えます。」

とのことですが、今は、ゲノム編集技術の実用化の道筋が見えた段階で
実用化には至っていないのです。
ゲノム編集を医療目的で利用する場合は、植物などの品種改良で
利用する場合とはオフターゲット変異の意味合いが全く異なりますので
極めて慎重な取扱いが求められます。

これまではオフターゲットの問題が、ゲノム編集技術を活用した
人への治療方針の確立にとって大きな障壁となっていたのですが
エメンド社の研究によって、この問題が解決できる見通しが出来たのです。
色々な分野の疾患に対して、ゲノム編集を駆使した治療法の確立に向けて
これから、研究開発が進んでいくと思います。

実用化にとっては、まだ道半ばですが、また一歩、医学の前進につながる
研究が日々、積み重ねられているのです。

私が先ほどの投稿で「いつまでもエメンドは「金食い虫」ではないのです」と
言った意味は、エメンド社の社風を含めて、日々取り組んでいる研究開発は
研究自体を自己目的にして、それにあぐらをかいている研究機関とは
違うものを感じているからです。
もし、研究機関の既得権益にあぐらをかき、自己利益を求めるならば新たな
研究陣の拡充などは不要で、長くうま味を味わい続けたほうが良いのです。

「葵ちゃん」が言うように「製品化出来なければ、多額の運営経費が必要な
金食い虫のままですね」との指摘は、そのような現状が固定的に継続された
場合は間違いではないのですが、問題は、エメンド社の将来が
「製品化出来なければ、多額の運営経費が必要な金食い虫のまま」で終わる
ような動きにはなっていないと思います。

現状を固定的に見て悲観的に見るか、現状の中で発展の契機を見出すかは
各人の認識と判断になりますが。