●アンジェス(株):2022/07/15 12:28
「M」さんから、次のような問い合わせありました。
それは6月19日に投稿されたときには以下の内容がありました。
「7月中旬には梅雨も明け、本格的な夏到来なので国際標準による海外機関からの治験結果の報告に期待したいと思います。」と、このときは7月中と大いに期待しておりました。ところが、最近の投稿内容では「遅くとも8月中」と変わってきている様ですが何か情報があるのでしょうか?それとも私の勘違いでしょうか」と。
「M」さんの質問に私なりにお答えをさせていただきます。
高用量製剤による第1/2相臨床試験で接種開始がされたのは2021年8月で投与終了したのが2021年11月です。山田社長は治験結果についてはWHOが推奨する海外機関に分析を依頼しているが、結果の発表については「夏には結果が発表できる可能性があります」と語っていた経過があります。
確かに、WHOが推奨する海外の治験分析機関はアンジェスだけではなく、世界中から多くの分析依頼があるので時間が掛かるのではという推測は出来るのですが、投与が終了してから、今では8カ月も経過しているのです。
したがって、ホルダーの皆さんにとっても、一日も早く報告があることを期待する心情があると思います。掲示板では、そうした気持ちを利用してアンチの方が「治験結果を早く出せ、コラ!」といったたぐいの投稿も見られる時がありますが、8月中まではイライラせずに待つようにしています。
7月8日の広報ブログでは第28回 日本遺伝子細胞治療学会学術集会において、アンジェスの社員の2名の方が講演することを報告しています。
その中で中條光章さんは「プラスミドベクターによる遺伝子治療の可能性」として
コラテジェンの開発経過を中心に報告されると思います。もう一人村上晶彦さんは「EmendoBioにおけるゲノム編集治療の開発」について報告するものです。
また大阪大学の中神先生は昨年8月に、日本医療研究開発機構(AMED)が公募した「橋渡し研究プログラムの採択課題(二次公募)」に、「新型コロナウイルスに対するブースタータイプのペプチドワクチン開発」という研究テーマで応募し採択されているので、その研究報告になるとなると思います。
したがって、高用量については今月から8月には報告があるのではと期待して、待ちたいと思います。