株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2021/12/20 06:10

アンジェス(株):2021/12/20 06:10

「M」さんへ(その3)

何故ならば、ファイザーやモデルナが緊急使用が認められる段階で公表した
高い抗体陽転率や有効性は想定していなかったことと、当時は60%程度の
抗体陽転率があれば良しと判断していたのではないかと思います。
したがって、大阪大学が実施した2㎎、2週間間隔3回の投与では抗体陽転率が
70%もあるのに、2㎎、2週間間隔の2回接種で60%の抗体陽転率で良しとして
500名規模の第2/3相臨床試験を実施した経過があるのです。

そして、大阪市の松井市長はワクチン承認は従前の経過では簡単でないことを
知っていたことから、維新としてのルートからチームアンジェスが予定している
500名規模の臨床試験を経れば、緊急時の承認の有り方として2021年春段階の
承認は可能かを厚生労働省サイドと話をしているのです。
その結果について、松井市長は「厚生労働省はワクチン承認については従前の
対応と違って、非常に前向きだ」と話していたのです。
しかし、先ほども報告してあるように、500人規模に第2/3相臨床試験
開始直前に、厚労省から最終段階の第3相治験については「海外を含む感染が
流行している地域も視野に入れ、1万~数万人規模を想定する」ことと伝えられた
ことから、予定していたオリンピック前の大阪ワクチンの実用化の道は
絶たれたことになったのです。

確かに、このような経過になったことに、吉村知事や松井市長の詰めの甘さや
政治判断に甘さがあったことは、政治家は結果責任から逃れることは出来ないと
する格言からすれば、批判を受けることは避けることは出来ません。
しかし、事の経過を冷静に見れば、維新の吉村知事はこうした結果予測が
出来ていた上で、うそを承知でワクチン開発の成功を宣伝していた訳ではない
のです。もしも、悪質な政治利用であったとするならば、先の総選挙で維新が
躍進することはなかったと思います。大阪府民を始め、国民はそれほど
愚鈍ではないのです。

情報公開の在り方などでアンジェスは、もっとホルダーに寄り添った
姿勢を持つべきだと思います。
「由らしむべし。 これを知らしむべからず」ではホルダーは離れていく
と思います。苦しいときも、うれしいときも経営陣とホルダーの皆さんが
分かち合う企業風土を作って貰いたいと思います。