●アンジェス(株)：2021/12/19 19:59

テレビ東京の「ガイアの夜明け」放映の冒頭部分を文字に起こしてみました。
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宮崎にあるコールセンターには国産ワクチンの治験に参加したいとする人が、多いときでは一日に70件以上の問い合わせがあります。治験とは開発中の薬の承認をえるために、人に投与して安全性などを確認する試験です。

その治験に参加を希望した参加者の一人に理由を尋ねると「日本で接種できるワクチンは海外で作られたもので不思議に思っていた。自分は、国産の製薬会社が作ったワクチンを接種したかった」と語っています。その方が、ある国産ワクチンの治験センターに向かう。そこにはたくさんの治験希望者が参加していました。

医師から「接種するのは国内メイカーのワクチンです」と告げられる。接種を終えた人に「打ってみてどうですかと」と記者が尋ねると「非常によかった。国産ワクチンが広がって、みんなが打てることが理想だと思う」と。

いま、生活向上WEBの治験などの被験者募集サイトでは会員登録数が累計96万7454人となっています。この登録者数にはワクチン以外の新薬開発への応募もあるが、国産ワクチンの治験参加者の希望が圧倒的に多いのです。

そうした募集サイトの一つで東京豊島区にある３Ｈクリニカルトライアルを経営する滝沢宏隆社長は、治験者募集の反響を見て驚いていました。
「国産ワクチン治験の被験者の希望が２万7000人集まる、そこまで希望者が殺到する治験はこれまでにないですね」と。

◆「ガイアの夜明け」の冒頭部分の放送を見ても、国内には国産ワクチンの開発を望んでいる方々が多くいることが判ります。アンジェスを含めて、国産ワクチン開発に携わっている各メイカーは、国民が望む国産ワクチンの実用化に向けて、一日も早く実現できるように頑張って戴きたいと思います。
いつまでも、海外ワクチンに依存しなければならない状況が続くことは、国益にとってもマイナスになります。