株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2021/12/10 14:36

アンジェス(株):2021/12/10 14:36

◆第207回臨時国会における
     有村治子参議院議員副会長代表質問(要旨)

日本は、薬を自国で開発できる能力を持つ、創薬国の一角を占めています。にもかかわらず、なぜ日本で国産ワクチンが開発できていないのか、国民の多くが持たれる疑問です。一時はワクチンがいつ、どのくらい日本に入ってくるか、そのメドが立たないことで、大規模接種・職域接種等に協力して下さった国民皆様の善意が落胆に変わり、一時は内閣支持率を下げるほど、綱渡りの時期もありました。

米国は、感染症対策を一貫して重視しており、まさに国の安全保障の一環として、自国でのワクチンの開発を継続的に進めています。同時に主要国は、国民の富を創る成長分野として、自国の創薬力を上げる産業政策にテコ入れをしています。
その一方日本においては、そもそも公衆衛生のレベルが高く、他国を襲ったSARS、MERSのようなパンデミックが幸いにも国内で発生せず、負の経験がなかったことが、結果として感染症に国家として備えるという力・警戒心を弱くしていた、という反省があるかもしれません。

日本のワクチン開発がアメリカ・イギリス・中国・インドなどに後れを取った背景には、一体どんな要因があったのか? 感染症対策を、純粋に「公衆衛生の問題」としてしか認識していなかった日本と、これを安全保障を基盤とする産業政策と捉え、日々怠りなく精励してきた国々との根本的な認識の違いが、危機に際しての機動力に差を付けたのではないでしょうか?

ワクチンの開発は、安定した製品を最初に開発したトップランナーが、格段に大きな利益を得る、「先行者利益」が激しい特徴があります。
トップランナーが、技術力、交渉力、資金力のみならず、データにおいても覇権を握ってしまう構図を垣間見るにつけ、このワクチン開発や創薬が、生き馬の目を抜くような熾烈な国際競争と国際協調の場であることを、思い知らされます。

自由民主党は、先の衆議院選挙に向けた公約の大きな柱として、経済安全保障の強化を掲げて選挙に臨み、各部会で、その具体案を論じてきました。今回、ワクチン開発および安定的な生産能力の確保・構築に向け、5,000億円規模の予算を計上した国の意志を支持致します。その上で、経済安全保障担当大臣に伺います。ワクチン開発において、日本がなぜ遅れをとってしまったのか、ご説明下さい。