株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2022/01/15 04:35

アンジェス(株):2022/01/15 04:35

周回遅れのベンチャー支援
     アンジェスの山田英社長を取材(その2)

米国では、赤字続きのベンチャー企業がわずか11ヵ月でワクチンの開発を成功させた。2010年創業のモデルナだ。

日米の差を生んだ要因は何か。医療コンサル会社IQVIAの谷将孝氏は、その一つに
「長期投資家の存在」を挙げる。
アンジェスは株式の8割超をを個人投資家が持つのに対し、モデルナは大半が機関投資家だ。米国のベンチャーキャピタルは、医薬専門の責任者が数十、数百の新薬候補を見極めながら長期投資する。それもあって、米国では新規承認薬の6割が創薬ベンチャーによるものだという。谷氏は「日本のベンチャーは、収支のバランスを気にした経営になりがちだ」と指摘をする。

国の姿勢の違いもある。感染症を安全保障と位置づける米政府は13年以降、モデルナに計1億ドル(114億円)超の研究費を補助。新型コロナのワクチンでは、10億ドル(1140億円)近い治験の支援に加え、開発途中の段階で15億ドル(1710億円)規模の買取契約も結んだ。

日本では、日本医療研究開発機構(AMED)が「新興・再興感染症」を主要なプロジェクトの一つに掲げるが、予算は年50億~60億円前後。ベンチャー支援の強化に向け、政府も民間も、投資を判断できる「目利き」の育成が欠かせないと谷氏は指摘する。 (渡辺淳基)
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◆ワクチンサミットに臨むにあたって、経済産業省厚生労働省は昨年5月に
創薬ベンチャーの育成(案)」を作成しています。その中で
創薬ベンチャーは、①開発期間が長い、②開発資金が多額、③成功率が低い
④薬事承認されないと売上げがないなど、ビジネスモデルが特殊で事業化の難易
度が高い。特に治験第1相、第2相は、リスクは依然大きいにもかかわらず
開発資金が50〜100億円といった規模に跳ね上がる。」ので「対応案」として
「①NEDO事業も参考にしつつ、ハンズオンによる事業化のサポートを行う認定VCによる出資を要件として、特に第1相、第2相期の創薬ベンチャーに対する大胆な実⽤化開発を支援、及び、②創薬ベンチャーが調達できる長期の開発資金の規模を拡充するため、政府系ファンド等の活用も検討すべきではないか。」との方針が確認されています。