株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2021/11/24 20:10

アンジェス(株):2021/11/24 20:10

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に係る治療薬「AV-001」をアンジェスと共同開発しているバソミュ-ン社の本社および研究所は、カナダのトロントにあり、米国オフィスはカリフォルニア州サンマテオにあります。
バソミューン社は、血管機能障害に関連する疾患の治療のための新しい治療法の開発に焦点を当てた臨床段階の生物薬剤会社ですが、皆さんもご存じのように今年11月8日に、米国国防総省からピアレビュー医学研究プログラムにおける臨床試験賞(CTA)助成金として640万米ドル(7億3000万円)の助成金を受賞したことを発表しています。

これは、2020年8月に続く受賞となります。更に、COVID-19治療薬の開発に対するカナダ政府の継続的な支援の一環として、カナダ国立研究評議会産業研究支援プログラム(NRC IRAP)から最大280万加ドルの資金援助を受けています。この米国国防総省およびカナダ政府の力強いサポートは、アンジェスとCOVID-19治療薬を共同開発しているバソミューン社への力強い支援であり、更にAV001の臨床開発を加速させていく力になると思います。

新型コロナウイルスに感染した人が重篤化するケースは、ウイルスが肺内皮細胞に感染して微小血管透過性亢進を引き起こし、血管バリアを変化させ凝固状態を促進し、血管内皮炎症を誘発し炎症性細胞の遊走を媒介することで、呼吸窮迫と急性呼吸困難症候群(ARDS)を引き起こし、次第に増悪させることが挙げられています。AV-001 単剤療法では、未治療の対照群と比較して生存期間と肺機能が有意に改善されるが、抗ウイルス療法との併用により有効性はさらに増強されるという利点が示されています。したがって、AV-001は中等度から重度のCOVID-19およびARDSの治療薬として期待されています。

新型コロナウイルス感染症治療薬AV-001については、2020年12月より健康成人を対象とした第Ⅰ相臨床試験が米国において実施され、今年3月には安全性と忍容性を認め、良好な結果が確認されています。今回の米国国防総省、及びカナダ国立研究評議会からの産業研究支援を受けて、第1相臨床試験の報告作業が進み、年内にでもアメリカ・カナダ両国での前期第Ⅱ相臨床試験が開始されるのではないかと思います。