●アンジェス(株):2021/05/27 12:43
前場の出来高は72万8700株と薄商い。
売る人も、買う人も少なく様子見の状況か?
株価の動きはそれとして、国産ワクチン開発に向けた動きは
静かながらも、確かな足取りとなりつつある。
政府は今年度にも、新型コロナウイルスや新たな感染症に備え
ワクチンの製造拠点の整備を強化する方針を固めた。
深刻な感染症が流行した感染爆発時には、他の病気の治療薬の製造ラインを
ワクチン用のラインに切り替え、迅速に対応できるようにする。
国産ワクチンの研究開発や大量生産体制づくりを目指し
政府が来月公表する新戦略の柱に据える。
このため、政府は、平時には自社製品を製造しつつ
緊急時はワクチン製造に切り替える両立体制づくりを支援し、中長期的に
十分な量の国産ワクチンを国民に届けられる仕組みを構築する。
空念仏の将来ビジョンではなく、しっかりと予算措置も行う。
補助金は1社あたり数十億円から数百億円で、前回と同程度の
予算規模になる見込み。遺伝子治療薬を製造販売している
バイオ製薬企業「アンジェス」や、新型コロナワクチンを開発中の
製薬企業「第一三共」などが対象になるとみられるとのこと。
6月2日のワクチンサミットに向けて、政府方針を決定する
閣議決定も、6月1日にまでにはおこなわれるとのこと。
アンジェスは、短期的な株価の動きを気にすることなく
政府方針のもとで、粛々と国産ワクチン開発に邁進されることを。
ホルダーが期待する株価は、やるべきことを成し遂げれば
自ずと結果が伴うもの。