株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2021/04/06 05:14

アンジェス(株):2021/04/06 05:14

日経ビジネス
国産ワクチン、なぜ出てこない? 
    塩野義製薬の手代木功社長に聞く(その1)
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新型コロナウイルスワクチンの開発が欧米と比べて遅い日本。なぜ、国産ワクチンがなかなか出てこないのか。」と云うテーマで「日経ビジネス」が開発に取り組む塩野義製薬の手代木功社長に話を聞いた記事が発表されました。
基本的内容は、アンジェス掲示板でも既に紹介されていますが、新型コロナワクチンの開発に挑戦してきた塩野義社長の発言には開発責任者ならではの使命感や、国産ワクチンの必要性が語られています。国産ワクチンの開発にとって、塩野義製薬社長の話には、示唆に富むものがあり、アンジェスの国産ワクチン開発にとっても参考になる内容があるので、その一部を紹介することにしました。
なお、塩野義製薬は本社が大阪市にあることもあってか、アンジェスの株を長く安定株主として保有して戴いています。
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――塩野義製薬を含む日本の製薬会社のワクチン開発が欧米勢より遅いのはなぜでしょうか。

【手代木社長】ワクチンや治療薬、診断薬を開発するフットワークが重いのではないかと見られていることについては、真摯に受け止めないといけないと思っています。もちろん、日本の製薬会社は規模が欧米に比べて小さいとか、バイオ医薬品の潮流に全体として乗り遅れたとか、そういった理由もあるでしょう。ただ今回、欧米で接種が始まっているメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンにしても、ウイルスベクターワクチンにしても、日本にそうしたプロジェクトをやるベンチャーや製薬会社がなかったのは、産官学でそうした基盤を育ててこなかったからです。その点については、欧米に学ぶところは多いと思います。

また、緊急事態だという割には、緊急時に備える制度が不十分という点もあります。米国では、Emergency Use Authorization(EUA、緊急使用許可)という、通常の薬事承認ではない制度があります。今、日本で接種が始まっている米ファイザーのワクチンなどは、通常の承認ではなくてEUAを受けています。
いわば、「平時」と「戦時」の体制の違いが、日本と欧米との間で際立ってしまったと思います。