株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2021/01/08 08:59

アンジェス(株):2021/01/08 08:59

掲示板上で第4四半期中に報告すると言われていたIRが出ないまま年を越したため、掲示板上では色々な角度から、この問題について論議が行われました。

開示予定予定であった3つのIRの内、
(1)オーストラリアにおける高血圧DNAワクチンの第1/2臨床試験の結果報告
(2)椎間板性腰痛症を対象とするNF-kBデコイオリゴの米国での第1b相臨床試験の結果報告
については、期待値には高いものがありますが、それぞれ海外における取組なので、発表があるのを楽しみとしながら待ちたいと思います。
(3)大阪における2施設での、第1/2臨床試験の治験結果の報告については昨年、広報ブログで「当初の見込み以上に、有効性としての免疫原性の分析に時間を要している為、データが揃い次第、発表させていただく予定です」となっているので、遅延理由については理解しつつも、コロナウイルにの感染状況を見れば、もう少しデータ解析のスピードアップを図ってもらえたらという思いも正直あります。

確かに、関西及び関東圏の8施設において第2/3相臨床試験が実施されているので国内における治験は着実に進められていることは理解できるが、アンジェス連合の国産ワクチンは国内のみによって使用されるものではなく、海外展開も想定されているので、当然、国際基準の承認を得るためには海外を含む1万人から数万規模の臨床試験が求められるので、そのためには大阪の二つの大学医学部附属病院で実施された第1/2相臨床試験の治験結果は、海外を含めた大規模治験の出発点にもなるデータなのです。

昨年9月8日、アンジェスがBrickell社との間で、新型コロナウイルス感染症に関わるDNAワクチンの共同開発契約を締結しましたが、米国における臨床開発に当たってはアンジェスが行っているフェーズ1/2の治験結果がグローバルな開発努力の指針となりますと、言われているのです。このことは米国における臨床開発だけではなく、アジア諸国で行われる臨床試験の開始に当たっても、基礎となるデータとしての意味を持つのです。
データ解析に当たっている担当者の皆さんにとっては、そうしたことも全て念頭に置いて懸命にデータの解析の任に当たっているとは思いますが、ホルダーの皆さんの気持ちも汲んで、頑張って戴きたいと思います。