株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2020/12/03 04:54

アンジェス(株):2020/12/03 04:54

普通の“かぜ”とは大違い
     新型コロナの「真の脅威」(その2)

脳の中では、何が起きているのか? そのメカニズムを大阪市立大学倉恒弘彦客員教授が探っています。
認知機能に大幅な低下が見られた新型コロナ患者の脳の画像を詳しく分析したところ、脳の中心部、記憶力や感情などを司る場所に炎症が起きていることがわかりました。
「脳の霧」でも、こうした炎症が、弱く長く続いているのではないかと、倉恒さんは考えています。

では、なぜ炎症は起きるのか? そのメカニズムに迫る最新の論文が見つかりました。
口や鼻から肺の奥へと侵入した新型コロナウイルス
肺の細胞の表面にある「ACE2(エース・ツー)」と呼ばれる「小さな突起」に到達します。
新型コロナはこの「ACE2」の突起にくっつくことで、細胞に侵入し、感染することが分かっています。

厄介なことに、新型コロナが狙うこの「ACE2の突起」が、脳にも存在していることが突き止められました。
その場所は、脳の中心部。よく見ると、壁の表面にモコモコした赤いものが。「脈絡叢(みゃくらくそう)」と呼ばれる場所です。そこに、新型コロナがくっつく「ACE2」の突起がたくさん存在していたのです。

実は脈絡叢は、脳に異物が侵入するのを防ぐ大切なバリアの役割を果たしています。血液に乗って、ウイルスなどがやってきても、表面の細胞に阻まれて、脳の中に入ることはできません。ところが、新型コロナは、表面の細胞にある「ACE2」の突起にくっついて感染し、バリアを破壊してしまいます。すると、そこからウイルスや異物が脳に侵入。炎症が引き起こされ、ウイルスが消えたあとも長く続くと考えられています。

大阪市立大学 倉恒弘彦客員教授は「バリアが壊れてしまって炎症が起きてくると、新型コロナの呼吸器症状は治まったのに、なぜか、けん怠感が続く、思考力、集中力が落ちてしまう。今後、感染した人たちがどのように回復していくのかみていく必要がある」と言います。

新型コロナが狙う「ACE2」は、全身に存在するため、腎臓や心臓、血管など、さまざまな場所に感染することができます。その結果、100以上もの全身症状を引き起こすと考えられます。これこそが、ただの風邪とはまるで違う新型コロナウイルスの本当の脅威だったのです。