株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2022/03/30 07:23

アンジェス(株):2022/03/30 07:23

2019年12月に、新型コロナウイルス感染症が出現して以来、新型コロナウイルス感染症は世界中に急速に広がり、2022年3月29日現在、世界中で4億8232万人以上の感染者数と612万7440人以上の死亡が報告されています。日本でも今日現在までの感染者数は645万9926人、そして亡くなられて方は2万7926人を数えています。そして世界での観察研究では、新型コロナウイルス感染症の重症者の多くは重症急性呼吸器症候群が症状の多くを占めているのです。

新型コロナウイルス感染症重篤化するケースとしては、肺細胞に侵入したウイルスが自己増殖すると肺内皮細胞が、血管バリアの完全性を変化させ、凝固状態を促進し、血管内皮炎を誘導し、炎症性細胞遊走を媒介することによって、急性に発症した低酸素血症で、画像所見として浸潤影のある急性呼吸窮迫症候群(ARDS)が進行します。そのため、血管バリア機能障害、肺水腫、そして最終的には肺機能の障害をもたらします。そのため、血管バリア機能の悪化は酸素とガス交換の侵害し、重篤な症例では死をもたらすのです。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、約80%の症例が軽症のまま回復するものの、約20%が重症化し、このうち急性呼吸窮迫症候群(ARDS)を発症した場合の死亡率は約50%と言われています。
アンジェスとバソミューン社が共同開発している AV-001 は、Tie2受容体を標的とする新規ペグ化ペプチドで、血管系を正常な状態にするためのアンジオポエチンおよび Tie2 のシグナル伝達経路を活性化するように設計されているもので、2022年1月19日より米国での15施設で開始された前期第Ⅱ相臨床試験では重度のCOVID-19入院患者を対象に、AV-001の治療効果を測定する治験です。

アンジェスとバソミューン社が共同開発しているAV-001 は、血管内皮細胞表面に最も多く発現する膜貫通型タンパク質である Tie2 受容体を標的とした新規治験薬です。AV-001はTie2アンジオポエチン経路を活性化させることで、血管機能を正常化させ、血管内皮バリアを回復させることが出来ることから、中等度から重度の COVID-19 および ARDS の治療薬として開発されています。
急性呼吸窮迫症候群の患者さんを救うために、一日も早い実用化を!!