●アンジェス(株):2020/12/04 18:41
菅義偉首相は4日、首相官邸で臨時国会の事実上の閉幕を受けて記者会見した。新型コロナウイルス感染症対策については
感染拡大に万全を期すため「何が起きても対応できるように十分な額の予備費を確保する」との方針を示した。「国民生活の安心を確保し、将来の成長の基盤を作る」と力説した。
新型コロナの感染状況には「新規感染者数や重症者数が過去最多となり、極めて警戒すべき状況だ。強い危機感を持って対応している」と述べた。
「国民の命と暮らしを守るのが政府の最大の責務だ」と強調した。感染防止のために飲食店などに要請する営業時間短縮を巡っては「協力していただいたすべての店舗にしっかりと支援する」と言明した。
国民にはマスクの着用など感染防止策への協力を改めて呼びかけた。ワクチンの供給に向けて、安全性と有効性を最優先に「事前の準備に万全を尽くす」と語った。