株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2020/09/26 06:05

アンジェス(株):2020/09/26 06:05

厚生労働省が公募した「ワクチン生産体制等緊急整備事業」にアンジェスが採択され、約93億円の交付金を受けたこともあり、およそ1000万人分のワクチン製造の見通しが立つようになりました。そして、第二世代ワクチンの開発の準備が進み、年内に治験が行われる見通しです。
そのことが森下教授とジャーナリストの長谷川氏の対談著書の中で語られているので紹介しておきます。
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【長谷川】それで、ワクチンの見通しはどうなのですか?

【森下】順調です。今後はどれくらいのワクチンの供給量を確保できるか、単価としてどれくらいがワクチンのコストになるかに焦点が移ってきています。
そのために、第2世代のDNAワクチンも、年内に治験を始めたいと思っています。第2世代ワクチンの方法は、二通りあります。1つは、ダイセルの針なし注射器による皮内投与のワクチンです。うまくいけば、投与量が10分の1に減り、1億人のワクチンが確保できるかもしれない。

2つ目は、DNAワクチンとペプチドワクチンの組み合わせです。DNAワクチン単独でなく、われわれはDNAワクチンにペプチドワクチンを組み合わせて、抗体価を上げる技術をもともと持っています。それがアンジェスの強みなのですが、この開発には時間がかかることから、まずはDNAワクチン単独のものを第1世代ワクチンとして走らせているのです。(パンデミックに対応するのには時間との闘いになるので!)
でも、ありがたいことにDNAワクチンにペプチドワクチンを組み合わせた第2世代ワクチンも年内ぐらいに治験に入れそうです。そうするとこちらは、製造コストを大幅に削減できる可能性が出てきました。

われわれの戦略は、第1世代、第2世代とも、新型コロナウイルスに対するDNAワクチンは同じものを利用する。だから、先にたくさん作っておいても無駄にはならないのです。その上に、コスト削減と供給量増加のために、投与デバイスや一緒に入れる添加剤を変えていく。これは世界でまったくオリジナルな展開と言えるでしょう。
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◆特許について
【発明の名称】DNA−ペプチド併用ワクチン
【発行国】日本国特許庁(JP)
【特許番号】6706821
特許権者】アンジェス株式会社・国立大学法人大阪大学