●アンジェス(株):2020/08/10 04:20
【AnGes公報BLOG】
第2四半期決算説明会レポート(その1)
<前編:新型コロナワクチン関連>について
8月3日、機関投資家様向けに決算説明会を開催!!
■新型コロナワクチン関連
【Q】フェーズ1/2試験の低用量群のデータ、15名は7月22日に投与が完了していることを考えると、2週間後の安全性などのデータはそろそろ開示されてくるのでしょうか?
【A】安全性のデータだけではなく開示させていただく場合には、安全性のデータを含めた総合的な観点からのデータを、しかるべき時に開示させていただきたいと思っています。
みなさま方ご存知のように、安全性に関してはコラテジェンの開発の経緯から、私どもは色々なデータと経験則を持っていますので、特に問題になることはないと考えておりますが、いずれにしても、(低用量群データだけではなく)高用量を含めて、結果の公表は秋ごろを予定しています。したがって、単独での項目の開示ということでなく、総合的な観点からの開示ということを考えております。
【Q】中和抗体価などのデータは、ウイルスのアッセイが必要な分析であり時間を要するため、安全性のデータ開示とは別タイミングでの開示となるのでしょうか。
【A】中和抗体価といったものは、これからこのワクチンの評価には大事な項目になるわけですが、これも含めまして総合的なデータという形で開示申し上げたいと思っております。
【Q】投与に関して、現在は2週間隔投与ですが、今後投与を4週間隔など別の方法での試験などは考えていますか。
【A】この投与法につきましては、ご質問の趣旨は従前の様々なワクチンの投与法からお考えいただいた上でのご質問だと思っています。私ども、ヒトの試験の前にしっかりと動物のデータを携えながら進めていくことになるので、ご指摘の件に関して詳細はお答えできませんが、一案として考えているのは現実でございます。
【Q】次世代ワクチンとして、ファンペップ社等の技術を使用した次世代のコロナワクチン、およびダイセル社の技術による皮内投与型のワクチンの進捗状況を教えてください。
【A】現在どのような形でスタートさせるかということも含めて、検討しているところです。