●アンジェス(株):2020/04/08 20:29
大阪大学大学院:臨床遺伝子治療学の中神啓徳教授がリーダーの「健康発達医学」グループの研究テーマは
1.生活習慣病・難治性疾患を標的とした治療ワクチンの開発 生活習慣病・難治性疾患を標的とした治療ワクチンの開発
2.新規機能性ペプチドのトランスレーショナルリサーチ 新規機能性ペプチドのトランスレーショナルリサーチ
3.多角的視点からとらえた神経疾患の病態解明と治療法の開発 多角的視点からとらえた神経疾患の病態解明と治療法の開発
4.ウェルナー症候群の症例登録システム構築によるエビデンスの創生 となっています。
<研究内容紹介>生活習慣病・難治性疾患を
標的とした治療ワクチンの開発
超高齢化社会の今、社会構造の変化や抗体医薬などの高価な医療の出現により、今後の我が国の医療の在り方において疾患の治療法にはコストや効率などを考慮したより多くの選択肢が求められています。私たちは生活習慣病に対するワクチンが疾患治療の一つの選択肢となりうるのではないかと考え、ペプチドあるいはDNAワクチンに注目し研究開発を行っています。生活習慣病治療の新規治療法の実用化に向けた産学連携の研究体制を確立するために産学連携体制で進めています。
★森下教授が総括している大阪大学大学院:臨床遺伝子治療学の研究グループである「健康発達医学」グループでは、かねてよりプチペド及びDNAワクチンの双方を研究対象にしています。こうした背景もあり今回、新たにペプチド技術を用いた次世代ワクチン開発に向けて大阪大学発スタートアップ企業であるファンペップ社が参画することが決定したのです。その目的は、ファンペップ社のペプチド技術を用いることにより、抗体産生力が高く、より有効性の高い次世代ワクチンの開発を目指すものです。