●アンジェス(株)：2020/03/19 15:45

新コロナDNA予防ワクチンの開発・製造の成功を!!

トランプ米大統領はいち早く、新型コロナウイルスの対策費として83億ドル（約8700億円）を計上した2020会計年度の追加予算案に署名し、成立させました。
予防ワクチンの開発・製造を支援する予算として、議会に25億ドルを要求したが、上下院が5日までに大幅に上回る予算を承認していた。その結果、ワクチンの開発加速などの予算として30億ドル（約3150億）超を投じる事が出来ることとなりました。

安倍総理もGエイトの電話会議の中で、新コロナウイルス感染症の拡大による経済の落ち込みに対しては、それを防ぐ手立てとして各国とも協調して思い切った財政出動による対策が必要である事を訴えていました。
併せて、新コロナウイルス感染症に対する治療薬の開発の必要性に言及しています。
しかし、新コロナ予防ワクチンについては慎重姿勢からなのか言及はありません。勿論、一国の総理たるものとして確たる開発・製造の見通しがない中で、軽々に言及することはあってはならないのです。

今、ヨーロッパの国々で行われている感染予防策としての不要不急の外出禁止令が出されていますが、短期的な対策としては是認されます。しかし、それによって観光業のみならず、多くの商業や産業に甚大な経済的損失と言う影響が出るのです。
この長期化を防ぐには、感染者への治療薬と併せて新コロナ予防ワクチンの開発がどうしても必要です。

これまでのワクチンは、不活化ワクチン、弱毒生ワクチン、ベクターワクチンといった形で、免疫源となるウイルスタンパク質を、接種して免疫を誘導してきたものです。したがってワクチン接種による副作用による重篤化のケースが生じたことがあるのです。
このような体外から投与する、ワクチンとは異なり、DNAワクチンは、ウイルスタンパク質遺伝子を投与することにより、免疫源のタンパク質は体内の細胞で産生させるという、まったく異なるタイプになる。このように細菌を使用しない安全な新コロナDNA予防ワクチンを大阪大学・アンジェス連合が軸となり開発・製造に着手しているのです。一日も早い成果が出るよう期待したいと思います。