●アンジェス(株)：2020/03/20 05:02

東京オリンピックの完全実現に向けて
　　新コロナ感染症治療薬と予防ワクチンの製造の成功を!!

安倍総理は米国のトランプ大統領ら先進７か国（Ｇ７）の首脳とテレビ会議を行った後、首相官邸で記者団に、２０２０年東京オリンピック・パラリンピックについて「人類が新型コロナウイルスに打ち勝つ証しとして、完全な形で実現することについてＧ７の支持を得た」と述べています。
また不透明感が増している世界経済についても議論し、Ｇ７で協調しながら必要かつ十分な経済財政政策を実行していくことで同意を得た旨の報告をしています。

では、安倍総理が言うオリンピックの完全な形での開催とはどのような姿の開催なのか。それは開催期日を予定通り行うことを意味するものではなく、仮に秋口開催に延長することがあっても、「人類が新型コロナウイルスに打ち勝つ証しになるような完全な形での開催」、つまりアスリートのみの参加による無観客開催ではなく、4年に1度の世界の、そして輝かしい人類の祭典として、人々が集うオリンピックの開催を目指していると思います。

安倍総理が記者団からオリンピックの開催時期を問われた時に、言及を避けたのは完全な形での開催の実現には当初の予定期日での開催では国内事情はもとより世界的な広がりを見せているパンデミック（世界的な大流行）状況の改善が必要との判断からです。
そのための緊急措置として国境封鎖や不要不急の外出禁止令や人々が集う様々なイベントや各種行事の中止などは当面の方策としては確かに必要です。

しかし、この措置を長く続ければ、感染拡大を一時的に阻止できたとしても、人々社会生活や商業・経済活動に甚大な影響をもたらします。
この事を回避するすべは、安倍総理がＧ７首脳とのテレビ会議で強調したように「世界の人々の不安を和らげるためには、何よりも治療薬を開発が必要」と述べた事と併せて、新コロナ予防ワクチンの開発がどうしても必要なことです。
つまり、治療薬を造ったとしても、感染者の増大を食い止めることが出来ないとお手上げになるのです。
オリンピック開催国としては新コロナ予防ワクチンと重篤化を防ぐ治療薬の双方の開発・製造が必要不可欠なのです。
大阪大学・アンジェス連合の活躍に期待しています。