株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2020/04/24 04:24

アンジェス(株):2020/04/24 04:24

【医薬通信社】(その2)
大阪大学大学院臨床遺伝子治療学森下竜一教授に聞く 
   新型コロナ感染予防DNAワクチン実用化への展望!!

新型コロナウイルスは、これまでのコロナウイルス同様に、ウイルス表面のスパイク(S)タンパク質の部分がヒト体内のレセプターに接着して感染を引き起こす。新型コロナウイルスのSタンパク質も、従来のコロナウイルスと比べて変異しておらず、Sタンパクを抗原とした新型コロナ感染予防DNAワクチン開発を進めている。
こうした中、最近、新型コロナウイルスの変異がたくさん報告されている。この影響について森下氏は「日本で当初感染拡大したのは、中国・武漢で流行したタイプであったが、現在はヨーロッパ型、アメリカ型が感染の主体となっている。ただし、変異によって新型コロナウイルスの感染率や致死率が上がっているかは全く判っていない」と説明する。

その一方で、「新型コロナ感染予防DNAワクチンは、細胞表面に接着するスパイク(S)タンパク質をターゲットとするため、ワクチンができないということはない」と言い切る。
新型コロナ感染予防DNAワクチンの特徴としては、「ウイルスの遺伝子情報だけ判れば短時間(3週間程度)で開発できるので、急激に感染拡大する新型コロナウイルスにも有効」、「プラスミドDNAをベクターに使うので大量生産出が可能」、「良好な安全性を確認済」などがある。実際、森下氏らは、今年の3月はじめにワクチン開発に着手し、3週間ほどで完成している。また、安全性の確認については、「鳥インフルエンザ、エボラ、炭疽菌などの臨床試験が実施されており、良好な安全性が示されている」

また、製造関連のメリットには、「製造期間が短い(6~8週間)」、「病原ウイルスを扱う必要がない」、「原薬(プラスミドDNA)生産には一般的な培養、精製施設で製造可」、「製剤の安定性に優れる」、「長期備蓄が可能」などある。
DNAプラスミド法と従来の鶏卵法のワクチン製造法の比較では、製造期間は前者の6~8週間に対して、後者は6~8カ月要する。さらに、ワクチン製造用の有精卵を得るための時間を要し、数も限られているためパンデミック向きではない。