株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2024/04/18 09:01

アンジェス(株):2024/04/18 09:01

アンジェスが、アイガー社と乳児早老症であるハッチンソン・ギルフォード・プロジェリア症候群とプロセシング不全性プロジェロイド・ラミノパチーの治療剤であるゾキンヴィについて、日本における独占販売契約を締結したのは2022年5月のことです。そして翌2023年3月にゾキンヴィが、厚生労働省からオーファン・ドラッグの指定を受け、同年5月に厚生労働省にゾキンヴィの国内製造販売承認申請を行っています。

そして2024年1月18日に厚生労働省から、ゾキンヴィの国内製造販売承認を得ることができました。その後、4月10日に開催された中央社会保険医療協議会総会で、ゾキンヴィについての薬価収載が了承され、4月17日に早老症治療薬ゾキンヴィが薬価基準に収載されています。

アンジェスはゾキンヴィの購入先であるアイガー社が米国倒産法第 11 条の適用を申請したことを4月12日のIR情報で報告しています。そのことを踏まえたうえで4月17日に、ゾキンヴィの薬価基準に収載されことから今後の販売についてIR情報で報告しています。その中で山田社長は薬価基準への収載を受けて、以下のようにコメントしています。

「ゾキンヴィが薬価基準に収載されたことを喜ばしく思います。先日発表いたしました、本製品の製造元であるアイガー社の米国におけるChapter11申請により、関係者の皆様にはご心配をおかけしてしまい、申し訳ありません。使用が予想される患者数から、当面必要と想定される本製品数はすでに国内に入荷しております。日本においては有効な治療薬がないHGPS患者の方々、プロセシング不全性PL患者の方々にこの薬を一日でも早くお届けできるよう、準備を進めてまいります。」と。

ゾキンヴィは、米国FDAから2020年11月に承認取得し、2022年7月に欧州連合、2022年8月に英国で承認され、早老症治療薬として使用されています。ですので、製造元のアイガー社からゾキンヴィに関して、仮にセンティン・セラピューティクス社に売却された場合でも、製造販売が継続されることになると思います。

国内でも、2024年1月に厚生労働省からゾキンヴィの国内製造販売承認を取得しているので、当面必要と想定され入荷分だけではなく、継続して患者の方にゾキンヴィを提供できるよう、取り組みを進めてもらいたいと思います。