●アンジェス(株):2024/04/17 17:03
アンジェスは、早老症治療薬「ゾキンヴィ」が薬価基準に収載されたので、今年5月中の販売開始に向け準備を進めることをIR情報で発表しています。なお、薬価基準に収載された内容は以下の通りです。
ゾキンヴィカプセル50mg1カプセルは91,796.40円
ゾキンヴィカプセル75mg1カプセルは136,544.00円
発表に当たって山田社長は次のようにコメントしています。
「本日、ゾキンヴィが薬価基準に収載されたことを喜ばしく思います。先日発表いたしました、本製品の製造元であるEiger BioPharmaceuticals Inc.の米国におけるChapter11申請により、関係者の皆様にはご心配をおかけしてしまい、申し訳ありません。使用が予想される患者数から、当面必要と想定される本製品数はすでに国内に入荷しております。日本においては有効な治療薬がないHGPS患者の方々、プロセシング不全性PL患者の方々にこの薬を一日でも早くお届けできるよう、準備を進めてまいります」と。
このコメントの内容は、ゾキンヴィの販売元であるアイガー社が、米国倒産法第11条の適用を申請したことが判明したが、日本において使用が予想される患者数から、当面必要と想定される本製品数はすでに国内に入荷済となっているので、5月中に早老症治療薬ゾキンヴィを患者の皆さんに届ける準備を進めて行くとするものです。