●アンジェス(株)：2024/02/13 14:24

「sh」さんのコメント。

「田辺三菱のコラテジェン担当者はそうかもしれないですが。。。。。

米国駐在の田辺三菱の人々（数名）と話をすると、ラジカヴァとマンジャロとボストン地区の有望な製薬スタートアップとの提携の話しか出てこないですが。。。。これらの人々はコラテジェンについては興味無しと言うだけです」と。

田辺三菱の連結社員数は6300名程度おりますが、各社員の方は各分野の業務を分担して仕事に当たっているわけです。ですので、米国におけるコラテジェンの取り組みは後期第２相臨床試験の対象者も60症例なので、コラテジェンの販売などに関わる社員は極めて限定的と思います。

ですので米国で田辺三菱製薬に勤務されている方々にとっても臨床試験段階にあるコラテジェンについて関心がない、あるいは興味がない方がいても不思議ではないと思います。

けれども、そのことが田辺三菱製薬にとって、コラテジェンには興味も関心もないということとはイコールではないと思います。2023年５月にコラテジェンの条件解除に向けた本承認の申請にあたって、田辺三菱製薬もニュースリリースで

「アンジェス及び田辺三菱製薬は、血行再建術の施行が困難な慢性動脈閉塞症の
潰瘍における新たな治療選択肢を提供し、重症下肢虚血患者さんの QOL 向上に
貢献してまいります。」

と、発表しています。なお、米国におけるコラテジェンの対象患者の方は、下肢切断リスクの低いFontaine分類のⅠ～Ⅱ度の患者を対象に実施しています。ですので
コラテジェンがFDAによって承認された場合は、該当する患者数は米国で約90万人、このうち10～20万人がコラテジェンによる治療対象になると言われているので、その段階では、田辺三菱の社員の方々にとっても、自分の業務分担を超えてコラテジェンに一定の関心を持っていただけるのではないかと思っています。