株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2024/01/12 08:34

アンジェス(株):2024/01/12 08:34

カナダのトロントに本社があるバソミューン社で開発しているAV-001については、コロナウイルス感染症肺炎患者向けの治療薬としても効果があると判断し、2022年1月より米国で前期第2相臨床試験を実施してきた経過があります。が、米国でコロナ感染症の患者が激減したことから肺炎患者が少なくなったことから、「インフルエンザ等のウイルス性及び細菌性肺炎を含む急性呼吸窮迫症候群に広げる」申請を米国FDAに行い、2022年12月にFDAから承認を受けてきた経過があります。

こうした経過もあり、治験及び臨床研究に関する情報を提供しているデータベースのClinicalTrials.govによる情報では、バソミューン社のAV-001の前期第Ⅱ相臨床試験の第一次完成は2024年12月に、前期第Ⅱ相臨床試験の研究の完了は2025年3月へと変更になっていまることからもわかるように、治験の取り組みが当初の想定より遅れています。こうした治験の進捗状況に対して、バソミューン社が開発しているAV-001の前期第Ⅱ相臨床試験に対して独立データ安全性監視委員会(IDSMB)から2023年11月に肯定的な勧告を受けています。

バソミューン社の社長兼最高執行責任者(COO)のブライアン・E・ヤーンズ博士は「急性呼吸窮迫症候群患者を対象にAV-001の有効性、安全性、忍容性を評価する前期第Ⅱ相臨床試験の継続を独立データ・安全性監視委員会が推奨したことを発表できることを嬉しく思います」と述べています。また「AV-001は、Tie2シグナル伝達を回復させることで、内皮の安定性を促進し、バリア防御を強化し、血管漏出を阻止することで大幅に改善できると考えています。」と述べています。

コロナウイルス感染症についてはこれまでのパンデミックから、特定の地域での罹患状況や一定の季節に繰り返すエンデミック宣言が昨年5月に行われましたが、ここにきて米国内の新型コロナ感染者のおよそ半分が「JN.1」に感染したことが明らかになっています。JN.1は当初、オミクロン株の新種の一部分と見なされていたが、WHOは深刻性が深まったことから、注目すべき変異株に引き上げました。

バソミューン社は、米国での治験への協力医療機関を増やす対応を進めていますが、AV-001の前期第Ⅱ相臨床試験が進むことを期待したいと思います。