株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2023/12/16 13:20

アンジェス(株):2023/12/16 13:20

「s」氏は「そもそもEMD-101は完全失敗の様相でございます」とコメント
しています。その理由として、「EMD-101(エレイン関連重症先天性好中球
減少症)はエメンドの運転資金2025年1月まで大幅カットと、四季報の情報に
より開発中止少なくとも頓挫治験不可能が濃厚」と二つの理由を挙げています。

➀一つは、エメンド社の運転資金が2025年まで大幅カットを理由に挙げて
いますが、確かにエメンド社の予算は2023年1月~2024年12月までの運営費の
予算計上は45億9900万となっています。しかし、この金額は固定的なものでは
なく現在のところ、未充当では39億3700万円が充当予定となっています。

その、お金の捻出はどうするのかですが、第43回新株予約権の発行以降、
2024年に再度、第44回新株予約権の発行によって資金調達をすることも考え
られます。また、エメンド社では2024年前半に以前から言われていた
OMNIプラットフォームのライセンス供与について、契約を進めているとの
話もあります。

➁次に9月15日発売の四季報(秋号)の「注力」の欄には、「国内は遺伝子
治療薬の本承認取得と椎間板腰痛薬2相入りに力。米子会社が家族性
コレステロール血症を対象に研究開発、25年内治験入り目標」と書かれて
いて、「EMD-101」のELANE関連重症先天性好中球減少症についての記載は
掲載されていません。

けれども、そのことは「s」氏が言うように、ELANE関連重症先天性好中球
減少症についての開発を断念したことを、即、意味するものではないと思います。
アンジェスは11月13日に関東財務局に四半期報告書を提出していますが、
その中でエメンド社の取り組みについては以下のように報告しています。

「エメンド社では、ELANE関連重症先天性好中球減少症を対象とするゲノム編集
治療について、2023年度中に米国での臨床試験開始に向け、FDAと協議を継続し
ています」と。

四季報は9月15日の発売ですが、関東財務局に提出された四半期報告書は
11月13日に提出されたものです。