株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2023/12/16 17:55

アンジェス(株):2023/12/16 17:55

「s」氏からは先ほど
「6月26日のIRでこのようにEMD-101の治験を後ろ倒しにして2025年1月以降に治験をすることを仄めかしておりましたが、四季報によるとEMD-301の治験を2025年中に開始する予定で頑張るとのこと
今の資金繰りでアメリカにてゲノム編集治験2本同時にやるのは不可能」
そもそも2023年度中に、などとコピペしておりますがそれも不可能」
との、返事をいただきました。

9月15日発売の四季報には「国内は遺伝子治療薬の本承認取得と椎間板腰痛薬2相入りに力。米子会社が家族性高コレステロール血症を対象に研究開発、25年内治験入り目標」と書かれていて、「EMD-101」のELANE関連重症先天性好中球減少症についての記載されていなかったことから「skg」氏は、これは財政状況もあり、エレイン関連重症先天性好中球減少症の臨床入りは頓挫の可能性が濃厚であると判断したのだと思います。

確かにエメンド社の予算については2023年6月26日の「新株予約権発行に係る資金使途の一部変更に関するお知らせ」の中で、これまでエメンド社の運営資金が2023 年1月から23年12月までの予算が60億円であったものが、2023年1月~2024年12月までの2年間で45億9900万円と、未計上の39万3700万を合わせた85億3600万円となっていて縮小したことは事実です。

未計上の39億3700万円の調達をどうするかはアンジェスとエメンド社の大きな課題ですが、問題は、そのことをもって、エレイン関連重症先天性好中球減少症の臨床入りは、四季報にも記載されていないので頓挫したものとすることはできないと思います。つまり、エレイン関連重症先天性好中球減少症の臨床入りが現実困難となる理由はFDAからの臨床入りの承認が出ない場合と、ハマスとの関係でイスラエルにある研究施設が地政学的リスクを考慮しなければならないと思っています。

11月13日にアンジェスが関東財務局長あてに提出した四半期報告書では「ELANE関連重症先天性好中球減少症を対象とするゲノム編集治療について、2023年度中に米国での臨床試験開始に向け、FDAと協議を継続しています」と報告されているのです。ですので、FDAからの承認とイスラエル情勢がどうなるのか注目しているところです。