●アンジェス(株):2023/10/18 22:12
「s」氏のコメント。
「四季報からEMD-101は消え、山田がエメンドの2023年1月から2024年12月まで
の経費はたったの46億円だと
年間23億円
こんなもので知見できるわけないだろ」と。
「s」氏は、「IR情報と四季報によると、EMD-101は完全に頓挫です」と
コメントしていたので、四季報にEMD-101関係の記載がないことが、
何故に、「EMD-101は完全に頓挫です」と決めつけるのかを伺ったのです。
そうすると、「2023年1月から2024年12月までの経費はたったの46億円だと
年間23億円 こんなもので知見できるわけないだろ」との返事でした。
確かに、エメンド関連の予算については「s」氏が述べているように
2023年1月~2024年12月までの運営費の予算計上は、6月26日に発表された
「新株予約権発行に係る資金使途の一部変更に関するお知らせ」の中で、
45億9900万となっています。しかし、この金額には未充当の金額である
39億3700万円は含まれていないので今後、充当予定とされています。
つまり、「s」氏は「2023年1月から2024年12月までの経費はたったの
46億円だと 年間23億円 こんなもので知見できるわけないだろ」と
コメントしていますが、2年間のエメンドの予算を46億円と固定的に把握して
いるのです。
もちろん、この未充当の39億3700万円の資金調達をどのように行うかは課題と
なっていますが、しかし、ELANE関連重症先天性好中球減少症の臨床入りに
ついてはHDAと協議中であり、現在はFDAとの協議で提示された課題の回答作成
を行っている段階で、2023年内のIND申請と2024年の臨床試験入りを目指して
います。
もし、ELANE関連重症先天性好中球減少症の臨床入りがFDAから承認を受けた
場合、エメンド2年間の運営予算が45億9900万なので、2024年の臨床入りは
出来ないとして断念することがあるでしょうか。
それはないと思います。まずエメンド社の2年間の運営費45億9900万円を
前倒しにして、その後、39億3700万円の未充当金の補充策を検討する手立ても
あるのです。