●アンジェス(株):2023/11/29 13:11
「I」さんが掲示板で紹介してくれましたが11月28日から30日にかけて、マサチューセッツ州ボストンで今年の「CRISPR2.0」が開催されてます。第4回CRISPR 2.0年次会議は、治療現場で開発および適用されている最新かつ最高のCRISPRツールを紹介するためのガイドです。業界をリードする人物が共同執筆したプログラムでは、3日間にわたって専門家のスピーカーが専門知識を発表し、共有する場となります。
エメンド社からは研究開発担当エグゼクティブ・バイスプレジデント(上席副社長)であるラフィー・エマニュエル博士が出席をし、「EMDー101 の道 :R&DからINDへ」と題する講演を行うことになっています。つまり、エメンド社の開発パイプラインであるゲノム編集による重度の先天性好中球減少症の治療法の確立について報告されるものと思います。
◆なお、ラフィー・エマニュエル博士は遺伝子の転写と翻訳制御の分野で10年以上の研究経験を持ち、イスラエルのワイツマン科学研究所で分子生物学の博士号を取得しています。2016年にエメンド社に入社すると、治療戦略の実現可能性と安全性をゲノムレベルと機能レベルの両方で実証するProof of Concept部門を設立し、概念実証を繰り返すことで研究が実現可能なものであるかどうか、具体的な検証を行ってきた人です。エメンド社の役職は研究開発担当エグゼクティブ・バイスプレジデント(上席副社長)で、イノベーション部門、科学コミュニケーション部門を率い、EMD-101プログラムの前臨床試験及び人への臨床試験に着手する準備を監督してきた人です。