●アンジェス(株):2023/11/29 19:39
すでに掲示板上でも報告されていますが、本日11月29日、アンジェスはIR情報として「慢性椎間板性腰痛症治療用NF-κBデコイオリゴDNAの国内第Ⅱ相臨床試験の経過に関するお知らせ」を発表しています。
内容は、国内で実施しているNF-κBデコイオリゴDNAの第2相臨床試験は目標症例数が92例となっていますが、20mg投与については動物を対象とした米国での前臨床試験で安全性については確認されていましたが、米国での後期第1相臨床試験では投与量が(0.3mg、3.0mg、10.0mg)で実施してきた経過があるので、日本での第2相臨床試験の実施に当たっては、先行的に2例について20.0mgの投与を行い、安全性を確かめてから残る90例の治験を行うことになっていました。
本日のIRでは、始めの2症例についての安全性を確認する取り組みについては本日、独立データ安全性モニタリング委員会において、安全性が確認されたことが報告されました。
これにより、今後はNF-κB デコイオリゴDNA第2相臨床試験の概要に基づき、10mg群、20mg群、プラセボ群の3群に分類して比較試験を実施していくことになります。独立データ安全性モニタリング委員会で20mg投与の安全性が確認されたことから、その2例を含む92例の本格的な国内第2相臨床試験が今後、取り組まれることになります。