株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2023/06/23 09:35

アンジェス(株):2023/06/23 09:35

アンジェス資本提携しているイスラエルのマイバイオティクス・ファーマ社が発行する転換社債を50万USD(約6913万円)で引き受けたことを2022年11月にIRで任意開示しています。マイバイオティクス社は世界的に高い注目を集めている体内の微生物の生態系であるマイクロバイオーム(微生物叢:びせいぶつそう)の研究において、次世代の医薬研究開発分野のパイオニアと言われています。

マイバイオティクス社が転換社債への応募を通して資金調達をした理由は、研究開発費のためとなっていますが、具体的には同社がイスラエルで実施してきた全微生物叢治療薬の第1相試験が2022年1月に完了していることから、次の前期第2相臨床試験を米国で行う予定となっているので、そのための資金調達です。
なお、この全微生物叢治療薬は抗生物質治療後の再発性および重症クロストリジウム・ディフィシル感染症治療のための治験薬です。

マイバイオティクス社は、世界に先駆けて腸内細菌を含む常在菌を構成する様々な種類の菌の存在比を維持した上で培養・製剤化し、その品質や腸内における生存率及び生着率を向上させる技術を開発しています。これは、マイクロバイオーム医薬の実用化に必須の重要な技術であり、同社はマイクロバイオームの事業化競争において高い優位性を持っています。

アンジェスはマイバイオティクス社における医薬品の研究開発をサポートすると共に、将来のマイクロバイオーム医薬品の導入を検討しています。全微生物叢治療薬の第1相試験が2022年1月に完了しているので、既に1年5ヶ月が経過していますが、アメリカ食品医薬品局FDA)との協議を経て、前期第Ⅱ相臨床試験の発表が夏頃か、それとも秋に?

日本においても国立研究開発法人科学技術振興機構:研究開発戦略センターを中心に、ヒト微生物叢研究の重要性が認識され、将来的な研究開発投資などの支援策が検討されています。