株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2023/08/15 09:55

アンジェス(株):2023/08/15 09:55

8月9日に報告された「2023年12月期第2四半期決算短信」の中で、エメンド社の取り組みが以下のように報告されています。

「エメンド社では、ゲノム編集の安全な医療応用を目指し、OMNIプラットフォーム技術を確立しており、ゲノム編集でしばしば問題視される「オフターゲット効果」を回避できるなど、新たな特徴をもった新規ヌクレアーゼ(OMNI ヌクレアーゼ)を数多く作出し、特許を出願しております。

そして様々な遺伝子疾患について、その疾患と遺伝子変異の分子機構の理解に基づき、疾患に応じてゲノム編集戦略を構築し、OMNIヌクレアーゼの中から適切なヌクレアーゼを選択し、それをさらに標的配列に対して最適化して、これまでゲノム編集では対象とできなかった疾患を含め、様々な疾患に対する安全で有効な治療の開発を進めております。

なかでも、ELANE関連重症先天性好中球減少症は 対立遺伝子配列の一方のみの変異により発症するため、その治療は変異のある遺伝子のみを破壊するという非常に精度の高いゲノム編集が必要となります。エメンド社では、ELANE関連重症先天性好中球減少症を対象とするゲノム編集治療について、2023年度中に米国での臨床試験開始に向け、FDAと協議を継続しています」と。

また、第2四半期決算説明の動画ビデオの中で山田社長は先天性好中球減少症に続くエメンド社が取り組んでいる、家族性高コレステロール血症(FH)を対象とするゲノム編集治療について次のように話しています。

「エメンド社では独自のOMNIヌクレアーゼを使用した家族性高コレステロール血症(FH)のゲノム編集治療について、2025年内に臨床入りを目指して研究・開発を行っています。家族性高コレステロール血症(Familial Hypercholesterolemia)は、生まれつき血液中の悪玉コレステロールである、LDLコレステロールが異常に増えてしまう疾患で、放置すると若年期から動脈硬化が進行し、心筋梗塞狭心症を発病してしまう恐れがあります。当社はエメンド社と協力して、臨床試験の実現を目指して、研究・開発を進めて行きます」と。

頑張って戴きたいと思います。