●アンジェス(株):2023/08/11 20:31
「元」さん、恐縮ですが投稿番号634に続く
意見を述べさせて戴きます。
「元」さんは、「国内では途中断念してるので、
申請書を見てはいませんが、それ以降のものについては
返還対象になると思われます」とコメントされています。
その場合、ワクチン開発中断以降の取組みで、どのような
項目が返還対象となるのでしょうか。
「さらに、ここまで治験データすらも出さないのであれば
本当に研究自体をやっていたのか?
それすらも疑問です。つきましては当然に返還させるべき
だと思っております」
と言っていますが、その場合に想定できる事態は
ワクチン開発をやっていないのだから全額返還すべきだと論理に
繋がる可能性があります。
ただ、ワクチン開発の中断を判断したのは2022年9月であったと
思いますが、その判断は海外に委託した治験分析会社の速報値から
判断し、期待する有効性が確認することが出来なかったとする
内容であったと思います。10ヶ月以上も経過しているので
正式な分析結果は出ていると思います。
その内容は、厚生労働省を通じて、AMEDやPMDAの方に渡っていると
思います。また、その治験結果の公表については、ワクチンの
研究開発の実質的な担い手である大阪大学の方に渡すので、それらは
論文の形で公表されるので、アンジェスが直接、公表することは
ないと、説明されていたと思います。
したがって、「治験データすらも出さないのであれば、本当に研究自体を
やっていたのか?それすらも疑問です」とは言い得ても、研究自体も
行なわれていないとは断定できないのです。
ともあれ、そうしたことを含めて、日本医療研究開発機構(AMED)が
使用実績の監査結果を出すものと思います。