株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2022/11/21 08:45

アンジェス(株):2022/11/21 08:45

エメンド社への初期投資に続いて、2019年11月には54億円の追加投資を行い、持分法適応子会社化することを取締役会で決議しています。その説明会で山田社長は次のように語っています。

「私共がグローバルリーダーになるために、3つ遺伝子治療の領域で覇権をとりたいという気持ちは変わっておりません。これは新たな欲が出てきたのでもなんでもなく、今回のエメンド社との契約は「グローバルリーダーとなるための」まさに必然的なものであると思っており、ゲノム編集の領域で世界一として名を上げたいと思っています。これはもちろんしっかりと成果を出して、皆様にお見せしないといけないのですが、今日の段階では、まさに世界のトップを狙うための契約であるというようにご理解いただきたいと思います」と。

また、山田社長は「エメンド社がどのタイミングで上場するかはわかりませんが、私どもが事業をする上では、具体的な形で売上を上げるかが大事なポイントだと思っています。ここ2年ぐらいは将来像を描く上で大事な時期・ステージだと考えています」と語っています。

その時から言えば、まもなく3年。そして、エメンド社の買収から来月12月には2年が経過します。今やるべきことは何かと言えば、それはエメンド社の研究成果に対して、まづ第一段階としてライセンス契約の締結などを実現していくことが重要です。

折しも、米国ボストンで開催される「第3回CRISPR 2.0サミット」にエメンド社からラフィ・エマニュエル上級副社長が出席し、「CRISPRベースの治療のための新規ヌクレアーゼの特定と最適化」という演題で講演し、そして、ニューヨーク本社勤務に当たっているアイラ・ゴトリフ副社長は「家族性高コレステロール血症の次世代治療法」という演題で講演することになっているので、こうしたチャンスを生かし、今後の研究を発展させるために、収益体制を確立していくべきです。

エメンド社は、持分法適用会社になった当時の本社スタッフは4~5名だったものが大幅に拡充されているのは、自前の収益で研究体制を強化していく意思の表れだと思います。アンジェスニュージャージー州ジャージーシティに移転した現地法人の地の利を生かし、エメンド社のビジネスを側面から支援すべきだと思います。こうした取り組みが、エメンド社のナスダックへの上場に繋がっていくものと思います。