株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2022/05/24 10:08

アンジェス(株):2022/05/24 10:08

5月10日に発表された2022年の第1四半期決算短信の中で、資金調達の実施については、「研究開発活動及び事業基盤の拡大を推進することは継続的な発展のために重要であり、そのためには状況に応じ機動的に資金調達を行うことが必要となります。直近では、2021年3月24日に発行したCantor Fitzgerald & Co.を割当先とする第41回新株予約権(第三者割当て)について2021年5月までに全数が行使され、前連結会計年度において174億74百万円を調達いたしました。今後も、研究開発活動推進及び企業維持のために必要となる資金調達の可能性を適宜検討してまいります」と見解を明らかにしています。

では、「今後も、研究開発活動推進及び企業維持のために必要となる資金調達の可能性を適宜検討してまいります」とする時期はいつなのかが問題となりますが、これについては、今年2月15日に開催された機関投資家・アナリストを対象にした、オンライン決算説明会の質疑内容が広報ブログで報告で紹介されていますが、その中で、資金調達に関わる質疑が次のように行われています。

【質問】今期の研究開発費の見通し、今期の開発費がどれぐらいになりそうか?それに伴い資金調達の必要があるのでしょうか?

【山田社長】基本的には昨年実績が約100億円規模でした。決算短信でも説明の通り、不確定要素があるため、研究開発費の見通しの公表は控えさせていただきます。エメンドの販管費も加わった形であるのと、のれん償却が開始されています。今年も100億円規模で見ていますが、コロナワクチンの開発時期にもよりますので、しかるべきタイミングでお伝えいたします。研究開発を進めるうえで、現預金が179億円相当でございます。こちらをいろんな形で有効活用していくつもりですので、現時点では資金調達の予定はございません」と。

つまり、アンジェスとしては「研究開発活動推進及び企業維持のために必要となる資金調達の可能性を適宜検討してまいります」としつつも、現段階では「現預金が179億円相当でございます。こちらをいろんな形で有効活用していくつもりですので、現時点では資金調達の予定はございません」との見解が出されているのです。

これが、掲示板上で「ワラントが4月中にある」と投稿されながらも、ワラントが実施されなかった理由ではないかと思います。