株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2022/05/09 04:07

アンジェス(株):2022/05/09 04:07

アンジェスが取り組む開発プロジェクトと事業】(その3)

アンジェスクリニカルリサーチラボラトリーの事業

2021年4月に、希少遺伝性疾患検査を主目的とし、川崎生命科学・環境研究センターに開設した衛生検査所を今年2月にアンジェスクリニカルリサーチラボラトリーと名称変更しました。当面、一般社団法人希少疾患の医療と研究を推進する会(CReARID)が展開するオプショナルスクリーニン事業の規模拡大、対象疾患の拡充をサポートする活動を行い、今後、希少遺伝性疾患検査の拡大を目指して、新生児を対象としたスクリーニング検査に加え、新生児だけではなくすべての患者様に対して、確定検査や治療効果をモニタリングするバイオマーカーの検査など、希少遺伝性疾患の診断から治療に至るまでの包括的な検査を実施できる体制の構築が進められます。今後は、希少遺伝性疾患に関わる遺伝子解析と併せて治療方針の確立に向けたエメンド社のゲノム編集技術の果たすべき役割も大きくなっていくのではないかと思います。

■有効な抗がん剤を選択する診断技術の早期実用化

イスラエルのBarcode社(バーコド社)との提携理由は、Barcode社が遺伝子診断技術を用いて、がん患者一人ひとりに最も有効な抗がん剤を選択する診断技術の早期実用化に取り組んでいることから、アンジェスの今後の成長を見据えた資本提携です。Barcode社の診断技術は、患者さんにとって有効性が期待できる抗がん剤とDNAバーコードを封入したリポソームを複数製造し、多種類の抗がん剤をごく少量ずつ一度に患者さんに投与したのち、DNA バーコード量を測定することにより、個々の患者さんに有効な抗がん剤を特定しようとするものです。
その資本提携から6カ月後の2020年2月に、アンジェスはBarcode社が開発した、個々の患者さんにとって有効な抗がん剤を迅速に特定する診断技術の早期の実用化に向け、公益財団法人がん研究会(所在地 東京都江東区)と共同研究契約を締結しています。現在は実用化に向けてBarcodeの診断技術を用いた実証データの収集を行っている段階にあり、今後の動向が注目されます。また、遺伝子診断では、がん疾患以外にも、難病や希少疾患の早期診断でも需要があるので、将来的にも期待される分野の取り組みになって行きます。