●アンジェス(株):2022/01/19 07:27
【Vasomune】1/18プレスリリース
バソミューン社とアンジェスは、重度のCOVID-19疾患の治療のための
AV-001を評価する第2相臨床試験に登録された最初の患者を発表します
血管機能障害に関連する疾患の治療のための新しい治療薬の開発に焦点を
当てた臨床段階のバイオ医薬品会社であるバソミューン社は、重篤な
COVID-19疾患で入院した患者のAV-001を評価する第2a臨床試験の
最初の患者を本日に科したと発表しました。
AV-001は、血管系を正常化するために血管ポエチン/Tie2シグナル伝達経路を
活性化するように設計されたTie2受容体を標的とする新規ペグ化ペプチドです。
この取り組みについて、「新しい変異体の出現を含む重度のCOVID-19疾患を
治療するための、新しい治療オプションを医師と患者に提供する取り組みに
おいて、バソミューン社と共同開発パートナーのアンジェスにとって
重要なステップ」とバソミューン社の社長兼CEOのダグラス・A・ハミルトンは
述べています。「重度のCOVID-19疾患の患者は、Tie2シグナル伝達の回復を
通じて内皮の安定性を促進し、バリア防御を強化し、血管漏れを遮断すること
によって有意に改善できると考えています」と。
重度のCOVID-19疾患で入院した約120人の患者は、プラセボと比較して
12.5、25、56 μg/kg/kg/日のAV-001を評価するこの無作為化二重盲検
プラセボ対照的な複数上昇用量フェーズ2a臨床試験に登録されます。
臨床研究は、米国の約15のサイトで行われ、次いで南米で行われます。
・……………………………………………………………………………………・
◆山田社長が昨年10月の会社説明会で、新型コロナ治療薬AV-001に
ついては、第1相臨床試験で安全性と忍容性を確認できたが、「コロナ対策に
対する新しいルールとして、緊急使用許可という制度が定められましたが
弊社が開発中の「AV-001」については、未だ安全性評価の段階にあり
この緊急使用許可の審査過程には至っておりません。今後、第2相臨床試験を
進め、良好な結果が得られましたら、改めて緊急使用許可という形での
審査過程に進むことを期待」と発言しています。
緊急使用許可を得て、実用化されることを期待します。