株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2023/06/06 18:11

アンジェス(株):2023/06/06 18:11

買い物があったので、今戻りましたが「A」氏から
次のようなコメントを戴きました。

「大法螺吹きsugなどは、アクトランザが実用化など長文で煽っていたけど、、
私がそれは動物実験用だとコメントしたら、ダラダラ長文で
妄想全開反論でワロタ。
そんで現実は、コロナワクチンは失敗Www
アクトランザ?? そんなオモチャは出番なしww
大嘘つきsugはダンマリwww」と。

個人的な中傷の場合は相手にしない対応もあるのですが、アクトランザ・ラボに
ついては、ダイセル大阪大学の中神教授の研究グループで開発してきた経過が
あるので、意見を申し上げます。

高用量製剤による第1/2相臨床試験では、接種方法として筋肉内接種に加えて
皮内接種の企業治験が実施されています。この皮内接種の方法は、大阪大学
大学院医学系研究科の中神啓徳先生の研究グループが、ダイセル社と共同開発
してものですが、アンジェスの企業治験に取り入れるにあたっては
大阪大学医学部附属病院の感染制御部長であった朝野先生を責任者とする医師
主導の臨床試験を経て行われたものです。

DNAワクチンは、細胞内でRNAに転写するステップがあることから、細胞内に効率
よく核酸を送達させることが一つの課題となっていたのですが、皮内には
免疫担当細胞が多く存在しており、皮内に正確にワクチンを投与できれば少量で
効率よく免疫を誘導できることが期待されるのです。

しかしながら、高用量製剤による臨床試験の結果は、2022年9月にIRで発表
されたように、初期のワクチンよりも免疫原性は増強したものの、筋肉内接種と
皮内接種のいずれにおいて主要評価項目である、中和活性、及び抗体価が期待
する水準には至らなかったことから、高用量製剤を含む初期ワクチン(武漢型)
の開発中止を決定しているのです。

ですが、この開発中止を持って、アクトランザ・ラボの開発は意味をなさない
ということは決してなく、今後も医療現場で活用する取り組みがされると思い
ます。なお、ダイセル社ではアンジェスの高用量製剤の皮内投与で、結果が
出ていれば、次の治験に進む段階では、当然、広く人を対象とする医療器具と
して使えるような申請をしていたと思います。