株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2021/06/14 04:00

アンジェス(株):2021/06/14 04:00

【YAHOOニュース】(その3)
大阪大学大学院の森下竜一教授が日本記者クラブ
   ワクチン開発開発の現状、政策のあり方をオンライン講演!!

開発しているワクチンは、「コロナウイルスが体内に入ってきても、細胞の受容体と結合できないように抗体を作り感染を予防しながら、併せて、重症化を防ぐことができる。効果に関しては、データを解析中であるが、ファイザー社のワクチンよりは低いが、アストラゼネカと中国製の間くらいに入るのではないか。効果を上げようとすると副反応が高まるリスクがあるので、安全安心を担保しながら効果を上げるようにしたい」と述べ、安全性にも配慮しながら開発を進めていることを明らかにした。

国産ワクチンの必要性について「海外のワクチンばかりに頼っていては、ローカルで局所的に変異株が日本で流行した場合は、欧米の製薬メーカーもわざわざそのために対応はしてくれない恐れがあり、日本が『鎖国』状態になる可能性もある。こうした事態にしっかリ対応するためにも、国産ワクチンを実用化する必要がある」と指摘した。どういう種類のワクチンを作るかに関しては「G7で対応を考えるなど、国際協調で取り組むことが重要である」と述べた。

ワクチンは変異により感染力が高まるタイプがある。「オリジナル株から1.5倍感染力の高まったのが英国型で、英国型がさらに1.5倍感染力が強いのがインド型だ。このほか南アフリカ型があるが、英国型とインド型には既存のワクチンがそこそこ効くといわれている。一方、南アフリカ型は感染力は強くないが、既存のワクチンの効果が弱いといわれている。このため、ファイザー、モデルナ社は南アフリカ型に対応する新しいワクチンの臨床試験に入っている。変異株について今後は、どれだけ感染力があるかと、既存のワクチンがどれくらい効くかの、2つの観点から調べる必要がある」と指摘した。

「我々の開発しているワクチンでも英国型では若干効果が落ちる。南アフリカ型にはかなり落ちることが分かっているので、再度作り直す必要があるので、DNA設計をやり直して、現在動物実験をしているところだ」と述べた。

来年以降のワクチン接種については「当面は毎年、流行しているか、流行する可能性のある変異株に対応したワクチンを接種する必要がある。そうすることが経済を回していくという点でも有効だ」との見方を示した。