●アンジェス(株)：2021/05/24 19:45

昨年５月２０日、「パナソニック」（本社：大阪府門真市）は新型コロナウイルス感染症のワクチンなどの研究開発費として２億円の寄付を寄付しました。
寄付されたパナソニックからの２億円については、、大阪大学が進める新たなワクチン「第２世代ワクチン」開発プロジェクトに１億5000万円、そして大阪府立病院機構の研究活動支援に5000万円と配分されたと思います。

パナソニック自身も、企業運営が厳しい状況の中にあっても、人の命を守り、大阪の安全、社会のために多額の寄付いただいたことには、大阪府を始め大阪府民の皆さんにが感謝の意を表したことが伝えられていたと思います。
このようなパナソニックの社会貢献は、コロナとの戦いを思い切り反転・好転させるために必要なワクチン治療薬を一日も早く開発して貰いたいという高い志に基づくものです。
そして国産ワクチンや治療薬の開発に、こうした支援に応えるべく関係者の皆さんは懸命に研究開発に取り組んでいるのです。

国産ワクチンの開発は、確かに足踏みの状況にあるとしても、今は国や厚生労働省も、国産ワクチン開発の必要性を痛感している日本の薬業関係者の皆さんや、変異株に備えた国産ワクチンの開発を望む国民の声を受けて、その実現のための戦略方針や、現行承認制度の改革などを「ワクチンサミット」に間に合うように
精力的に検討しています。

こうした中で、国産ワクチンの担い手の一つであるアンジェスの掲示板で

「Panasonicからの寄附金返せよ！」
「Panasonicに恥かかせるのはアンジェス」とかの

苛立ちをコメントするのは、Panasonic社の望むところではないと思います。