●アンジェス(株):2021/02/10 15:54
国産ワクチンの重要性高まる
開発遅れる日本企業に政府が支援強化 !!
政府は、新型コロナウイルスの国産ワクチン開発支援を強化する。世界でワクチン争奪戦が激化し、各国の囲い込みにより供給が滞る事態が懸念される中、国産ワクチンの重要性が高まっている。効果や副反応を調べる大規模な臨床試験の費用を国内メーカーに補助し、実用化の加速を図る。政府は、2020年度第3次補正予算に関連費用1200億円を計上した。
ただ、実用化までには、多額の費用がかかる。新型コロナの発症や重症化を抑える効果のほか、どのような副反応がどれくらいの頻度で発生するかなどを臨床試験で詳しく調べる必要がある。数万人に参加してもらう場合があるため、国内だけでは参加者の確保が難しい。海外での実施も想定される。政府はこの費用を補助する。
アンジェスも11月23日の広報ブログで、
「500症例の第2/3相臨床試験の後に、発症予防効果を検証するための第3相臨床試験を実施する予定です。第3 相臨床試験は、海外を含む感染が流行している地域も視野に入れ、1万~数万人規模を想定しています。」と発表しているので、海外を含む大規模臨床試験には、国からの大きな支援が得られるようになりました。