●アンジェス(株):2021/02/04 09:23
高血圧治療薬の市場規模は国内だけで5,000億円以上、世界では数兆円規模となっており、高血圧DNAワクチンは、その一部を代替することを目指している。
アンジェスは、2018年4月よりオーストラリアで第1/2相臨床試験を実施してきた。高血圧症患者を対象としたプラセボ対照二重盲検ランダム化比較試験で、安全性のほか有効性(血圧の低下等)を確認する治験である。
同プロジェクトに関しても、2020年10〜12月を目途に発表すると言われてきたが、本日、それらの結果が公表された。IRによると、その結果は重篤な有害事象はなく、安全性に問題がないこと、また、アンジオテンシンII に対する抗体産生を認めたとのこと。今後、安全性、免疫原性および有効性を評価する試験を継続的に行っていくとのことです。