株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2020/12/24 12:01

アンジェス(株):2020/12/24 12:01

高血圧DNAワクチンに関するオーストラリアでの第Ⅰ/前期第Ⅱ相臨床試験については、患者投与が完了し有効性などの解析・確認作業が進められていること、及び治験結果の公表は2020年第4四半期(12月)に予定されて来ました。この治験結果はホルダーの皆さんにとっては、今後のアンジェスの前進にとって、
新型コロナワクチン共々、大きなキーポイントになるもので、期待感もあると思います。

この高血圧DNAワクチンは大阪大学の森下教授の研究チームにより基本技術が開発されたもので、血圧の昇圧作用を有する生理活性物質アンジオテンシンⅡに対する抗体の産生を誘導し、アンジオテンシンⅡの作用を減弱させることで長期間安定した降圧作用を発揮するワクチンなのです。

現在、主力の治療薬としては経口薬のARBアンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬)があるが、毎日服用する必要があり薬価も高く、長期にわたる服用が必要となります。このため、発展途上国では医療経済上の問題から使用が限定的となって実情があります。確かにアンジェスが開発するDNAワクチンは既存薬よりも高薬価になると想定されますが、1回の治療で長期間の薬効が期待できるためトータルの治療コストは逆に低くなる可能性が大きいのです。したがって開発に成功すればアメリカやヨーロッパ諸国、そして発展途上国も含めて普及拡大が期待されます。

高血圧DNAワクチンについては、2020年第4四半期に中間報告として、安全性及び有効性に関するトップラインデータを発表する予定とされてきたので大きな期待があります。
なお、高血圧症に関しては市場規模も大きく、大手製薬企業からの関心度合いも高いと思われるので、治験結果の報告内容に注目していきたいと思います。
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◆高血圧ワクチンに関する日本での特許取得(2020年6月)
 発明の名称: DNA-ペプチド併用ワクチン
 特許番号: 6706821
 発行: 日本国特許庁
◆高血圧ワクチンに関する米国での特許取得(2020年7月)
 発明の名称: DNA-ペプチド併用ワクチン
 特許番号: US10695420
 発行: 米国特許商標庁