●アンジェス(株):2021/01/01 06:53
【日本経済新聞】抜粋
医療体制、立て直し急務.....東京感染1337人
東京都内の新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない。31日は前日から4割増の1337人となって感染が急激に拡大した。入院患者も増え続け、守れる命を守れなくなる「医療崩壊」が現実味を帯びる。病院や診療科の壁を越えた連携など医療体制の立て直しが急務だ。
新規感染者の1%が重症化する傾向があるとされ、31日に確認された1337人の患者のうち、およそ13人が将来、重症化する計算。陽性が判明してから人工呼吸器の装着までは平均で約7日。重症者がさらに増加する「未来」はほぼ確実だ。
「2週間後を待たずに確保した病床を超える可能性もある。破綻の危機にひんする」。都の「モニタリング会議」に参加する専門家は警鐘を鳴らす。
救急患者の受け入れが難航し、手術が延期されるなど、通常の医療体制への影響が出てきている。30日のモニタリング会議でも「年末年始以降、通常の医療の再開に対する影響が強く危惧される」(専門家)との声があがった。
都内の大学病院の救命救急センター長は集中治療室が埋まり「コロナ以外の重症患者の救急搬送の依頼を断ったことがある。あきらめなくてはいけない患者もいる」と説明する。
大病院や公的病院などに負担が集中している。経営への打撃を恐れ、受け入れに慎重な民間病院も多い。病院の経営主体などの垣根を越えて人材を融通し、幅広い診療科の医療スタッフに可能な範囲で協力を求めるなど、国内の医療資源をフル活用し、医療体制を再構築する必要がある。
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◆先端医療エディター:高田倫志氏のリポートによると
「アンジェスも最終段階の治験を進めており3月には結果が出る予定だ。100万人分の供給体制を整えている。うまくいけば7月開催予定の東京五輪までに計約1億人分は確保できる見通し」とのこと。
接種率向上のためには、接種を受ける当事者が海外ワクチンや国産ワクチンの中から、自分がどのワクチンを選択するかが重要です。国費負担とは言え、各自の選択権のない国からの押し付け投与では、望ましい接種率を得ることが出来ない可能性があります。そのことを考慮に入れ、アンジェス連合も国と協議し、もう一段の量産化を!!