株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2020/12/30 09:13

アンジェス(株):2020/12/30 09:13

12月に入って以降、アンジェスは、Vasomunesya社と共同開発をしているCOVID治療薬AV-001の治験開始やエメンド社の買収手続きの完了、及び新型コロナウイルスDNAワクチンの第2/3相臨床試験の開始など、今後のアンジェスの前進につながる課題についてIRで情報開示がされました。

だが、第4四半期中(10月~12月)に情報開示の予定として告知されてきたテーマの中で、情報開示されていないものが、以下のように3つあります。

(1)大阪における2施設での、第1/2臨床試験の治験結果の報告
(2)オーストラリアにおける高血圧DNAワクチンの第1/2臨床試験の結果報告
(3)椎間板性腰痛症を対象とするNF-kBデコイオリゴの米国での第1b相臨床試験の結果報告

◆大阪における2施設での、第1/2臨床試験の治験結果の報告については、広報ブログでも報告があったように「当初の見込み以上に、有効性としての免疫原性の分析に時間を要している為、データが揃い次第、発表させていただく予定です」となっていることから、新しい年が明けてからの報告になると思います。
この情報はワクチン開発の成功か否かのターニングポイントなるもので重要になります。つまり、この検査結果でワクチンの安全性や抗体価産生力などの測定により有効性が確認できれば、アンジェス連合の国産ワクチン開発の成功の道が格段と高くなります。それゆえにホルダーのみならず、ワクチン開発に共同参画している企業関係者の皆さんや、ワクチン開発を支援・助成して来た国にとっても関心のあるところだと思います。
ただ、現実には第2/3相臨床試験は関西及び関東の8施設で治験が行われているので、ワクチンの安全性には問題がなく、有効性についても、大筋としては抗体産生力などについて評価できるものがあるが、細部の数量的なデータ化に時間を要しているものと思います。

◆今日は今年度の株式市場の最終日に当たる大納会に当たる日なので、第4四半期に予定されていた情報開示の内、残る3つのテーマに関するIRは、今日のザラ場終了後のIRでは、新年明けの取引開始までは時間が長く、IRのインパクトも消えるので、率直に言って新年になってからでも良いのではという思いです