株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2020/08/25 04:43

アンジェス(株):2020/08/25 04:43

新型コロナ:米エール大・岩崎教授に聞く!!(2)

【Q】その一方で、感染でつくられた抗体が長く維持されないとの見方もある。ワクチンの効果は期待できるのか。

【岩崎】抗体が長く維持されないことは特に珍しいことではない。抗体が減ったからといって免疫がつかないわけではない。ワクチンで得られる免疫は自然の感染で生ずる免疫に比べ効果が高い。濃度の高い中和抗体(細胞への感染を阻止する物質)を生み出せるからだ。抗体が長続きしないことはワクチンへの期待を損なう理由にはならない。

【Q】新型コロナに感染するマウスを開発したそうですね。

【岩崎】ウイルスがヒトの細胞に侵入する入り口となる受容体(ヒトACE2)をマウスで発現させることに成功した。これまで新型コロナをマウスに感染させることができなかったので、フェレットやハムスターが実験動物に使われてきた。マウスは研究目的での遺伝子組み換えなど豊富な技術の蓄積があり、マウスで新型コロナの研究ができる意義は非常に大きい。

【Q】いま最も関心を持って研究している課題は何か。

【岩崎】感染してから長期間にわたって深刻な体調の不良を訴える人がかなりいる。倦怠(けんたい)感や頭痛などの症状でベッドから起き上がれないほどの重症の方もいる。発症前は健康な若者にこうした『コロナ後遺症』に苦しむ人が多く、男性より女性が多いようだ。

自己免疫疾患ではないかと仮説を立てて解明に取り組んでいるところだ。免疫機構の暴走の末に、体内にできた抗体が自分自身の組織を攻撃してしまうようになったのではないか。自己免疫疾患だとわかれば治療法も編み出せるはずだ。
                                                               (編集委員:滝順一)