株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2020/07/31 04:04

アンジェス(株):2020/07/31 04:04

◆2019年9月より条件付き承認を得たコラテジェンが
第2四半期決算で1600万円の売上高を計上しました。
通常承認販売ができる日が来ることを期待します。

【医薬通信社】(その1)
大阪大学大学院臨床遺伝子治療学:森下竜一教授に聞く
    コラテジェンの有用性とHGF遺伝子治療の展望 !! 
 
治療的血管新生の概念が提唱され出したのは1990年に入ってからで、1980年代後半には、アデノシンデアミナーゼ欠損症やがんに対する遺伝子治療が開始され、「夢の治療」として期待が高揚していった。
その頃、循環器領域の遺伝子治療で最も実現性が高いとされていたのが「治療的血管新生」の概念で、1990年代前半には、タフツ大学(米国・ボストン)のイスナー教授が、世界で初めてVEGF(血管内皮細胞増殖因子)を用いた閉塞性動脈硬化遺伝子治療に成功したと報告している。
森下氏が米・スタンフォード大学(米国)に留学したのは1991年から94年の3年間で、その時既に「イスナー教授らが、VEGF遺伝子を用いて閉塞性動脈硬化の治療に成功したらしい」との噂が流れていた。当時から米国の動脈硬化遺伝子治療マーケットが非常に大きかったのは言うまでもない。

森下氏のスタンフォード大学時代の直属の指導教授が、「VEGF遺伝子治療スタンフォード大学で行いたい」と言い出し、イスナー教授との交渉役に任命された。森下氏がその旨をイスナー教授に依頼したところ、「特許の関係で難しい」と返答された。
VEGF遺伝子特許はジェネテックが有していたためで、「イスナー教授らがその特許を利用してベンチャー企業を設立するらしい」との声も聞こえてきた。
森下氏は、「その時、特許がないと遺伝子治療の実用化は難しいと気付いた」と打ち明ける。

94年に日本に帰国した森下氏は、大阪大学医学部における研究テーマとして「新しい血管再生遺伝子の同定と遺伝子治療の実現」を掲げた。この研究テーマは、森下氏が帰国直前に、中村敏一大阪大学医学部教授(当時)と「肝臓の最も強力な再生因子であるHGFは、血管再生機能の可能性を有する」検討を行った上での決定であった。実際、森下氏の研究により、「HGFの非常に強力な血管再生作用」が見い出され、用途特許を申請した。